こころのなかの小さな声

ささいなことでも考えたことを記録していくブログ

不妊治療中、同僚の子ども話にじわじわダメージが来たときの対処方法

現在40半ばで、今年が最後と思い不妊治療中を進めている。治療歴は4年。この間、周りがどんどん妊娠。妊婦見ながらの仕事って辛いですね。ほんと苦行のよう。最近は「苦行」から「修行」と思えるようになったけど。

 
それでも修行の辛さは相変わらずで、妊婦は出産し、子どもが保育園に通いだし、また新しい話題でまわりの出産経験者と盛り上がる。それがいまは一番キツい。
 
私は従業員10名ほどの小さな会社に勤めている。先月から後輩が一人産休に入った。彼女には申し訳ないけど、気持ちが掻き乱れる機会が減ってずいぶん楽になった。
 
しかし、4月から新しく入った人は小さなお子さんがいらっしゃるので、1日3〜4回子どもの話、保育園の話で盛り上がる。この頻度が多いときなんかは思わず夫に「今日は試練です」とメールしてしまう。(だいたい夫からは「おつかれさまです」と返事がくる)
 
でも修行も年季が入ってくると、以前だったらトイレでひっそり泣いたりしていたのが、いまはこんなふうに対処することが多い。
 
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「あ、話が始まった」(事実の認識)
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「どんな感じだろう」(自分の反応をみる)
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「自分と比べて状況を比べて落ち込んでしまう。絶望的な気持ち、悲しみ、焦燥感、劣等感」(モヤモヤした感情を言葉で整理し、つかまえる)
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「たったいまどうしようか」(自分がどう行動するか考える)
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「聞いているとつらいので①この機会にトイレに行く②キリのいいところで仕事の件で声をかける③お客様に電話をする④他の人と話す」(幾つかの選択肢から行動を選択する)
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以前は自分の感情をコントロールできなかったが、この方法を意識するようになってから、どんなに落ち込んでも、悲しくても、自分の中でモヤモヤの正体をつかむことによって必要以上に傷ついたり引きずったりしないようになった。無傷というわけにはいかないけど。ものの本には「傷つくか傷つかないかは自分の捉え方次第」とあったが、その境地にはまだまだです。
 
この方法についてはまたもう少し別の機会に整理してみたいと思います。
 
東京では桜がすっかり終わり、ツツジの季節です。
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